ヨガとは

ヨガは、約4500年前に古代インドで始まった仏教の修行法のひとつです。戦いや飢え、病気などの苦しみから救われることを目的としたり、悟りに至る手段として瞑想が生まれたりしました。 ヨガのポーズにアーサナというものがありますが、これは瞑想のための座り方です。その後瞑想の座り方を補助するために、さまざまなポーズが生まれてきました。 ヨガの基本は単なるエクササイズではなく、心身の修行です。ヨガの歴史を遡ると、ヨガとは瞑想であったことが分かります。しかし、ただ座って瞑想を行うのは難しいため、ポーズをとって体の動きと呼吸に集中し瞑想の効果を高める目的で、現在のヨガの形になってきました。 このようにして修行法のひとつとして確立されてきたヨガは、ポーズと呼吸法、そして瞑想によって心と体を結び付け、心身が最も安定した「心が充実して幸せを感じる状態」を作ることを目的としています。 ヨガでは、このように精神面の安定を大切にしています。